韓国で630万人を動員したサスペンスアクション。主演は、「ブラザーフッド」や「母なる証明」でその存在感が不動となったウォンビン。
心に深い闇を抱えながら生きるテシク(ウォンビン)は細々と質屋を営んでいる。時々、そんな彼を尋ねてくる近所の少女ソミ。テシクを “アジョシ”(おじさん)と慕う彼女もまた孤独だった。ふたりは次第に心を通わせていくが、ある日、母親が麻薬を所持していたことでソミは何者かに拉致され、忽然と姿を消してしまう。
これに何らかの犯罪組織が関わっていることを知ったテシクは、ソミを救おうと立ち上がる。
果たしてテシクはソミを救うことができるのか…。そして、テシクが抱える過去とは?彼の鍛え上げられた肉体と戦闘能力が、底知れぬ孤独感と狂気とあいまって、観る人の心を鷲づかみにするにちがいない。