『サボテン・ブラザーズ』(アメリカ 1996年)

1916年、メキシコ。サンタ・ポコという村は悪党エル・ワポ一味による略奪の脅威にさらされていた。美しい娘カルメンは用心棒探しのために町に出たが、町の人々には相手にされず、絶望して教会に入る。

そこで上映されていたのは“サボテン・ブラザース”と名のる3人の「正義の味方」が貧しい村のために悪と戦い、謝礼金を受け取らずに去ってゆくという映画。

サボテン・ブラザース”を実在の人物だと勘違いしカルメンは、さっそくかれらに電報をうつ。一方、“サボテン・ブラザース”に扮する俳優ダスティ、ラッキー、ネッドは撮影所を解雇しまい、意気消沈。まさにその時、カルメンからの電報で仕事が入ったと大喜びした3人はさっそくメキシコヘ向かうのだが……