『ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式』(アメリカ・イギリス・ドイツ・オランダ 2007年)

主人公とその個性的な家族が嫉妬や秘密に彩られた人間模様を織り成すヒューマン・コメディー。

父親の葬儀を控え、実家のハウエルズ家で親族や友人を待つ長男ダニエル。引っ越しを巡って妻と揉めたダニエルは、参列者みんなが自分ではなく次男ロバートの弔辞を期待していることにさらに気分を害していた。一方、ダニエルの従妹、マーサは自分の父に婚約者を気に入ってもらおうと必死だが、その婚約者は、マーサの弟が持っていたドラッグを安定剤と間違えて服用して錯乱状態に。そして、参列者が集まる中、見慣れない男性がダニエルの前に現われ、父親の重大な秘密を語り始め……。各人が様々な問題を露呈していく中で、ようやく
葬儀会社から父親の亡骸が到着。しかし、業者のミスにより棺桶に入っていたのは父とは別の男だった…!

ありえない!不謹慎・・・!とわかっていても、次々と起こるハプニングの連続に、どうしても笑わずにはいられない、そんな1本です。